勘違い misunderstanding 2004 9 4
どうも、アメリカ人は、国際協調のことを勘違いしているようにも思えます。
つまり、「国際協調 = 国連」と勘違いしていないでしょうか。
しかし、国連を必要としない国際協調もあるのです。
そもそも、今の国連は、機能停止状態でしょう。
イラク戦争の開戦をめぐって、
国連は混乱し、その時から機能停止状態になっています。
いつの日にか、国連を解体すべきだと思っています。
今の国連は、官僚主義に加えて、利権の巣となっています。
それに比べれば、まだ日本の国土交通省の方が、ましです。
国連をよく知っている人は、国連平和主義など言えません。
それは、幻想です。
今後は、こうなるかもしれない。
地域のことは地域で決め、地域の安全は地域で守る。
そして、国際社会において、地域の代表が話し合うということです。
「未来を知る futurity 2003 12 16」
今後の国際情勢が、どうなるか。
おそらく、新しい動きが出てくるでしょう。
イラク戦争は、イラクを破壊しましたが、同時に国連も破壊しました。
今後の国際情勢は、長期的には未定ですが、
短期的には、地域連合、地域主義というものが台頭してくるでしょう。
EU、アラブ地域、アジア地域という具合に、
地域で、まとまる傾向が出てくるでしょう。
地域のことは地域で決め、地域の安全は地域で守っていく。
国連の権威が崩壊したのだから、今度は、その反対のものが出てくるでしょう。
国連が一方の極ならば、地域主義は、その正反対と言えるでしょう。
そして、いつの日にか、国連と地域主義を乗り越えるものが出てくるか。
今のところ、ほど遠い。
それは、すべての人類が納得できる「共通の価値観」を見出した時でしょう。
その道、なお遠く。
「地域主義 regionalism 2004 1 2」
今後は、国連(United Nations)、いや連合国に代って、
地域主義が台頭してくると思います。
少なくとも、現在、ヨーロッパでは、
United Nationsよりも、EUの方が、力を持っているでしょう。
さらに、通貨では、市場において、
ドルよりも、ユーロの方が信頼感があるでしょう。
今後、こうした地域主義が、あちこちで、でてくると思います。
地域のことは地域で決め、地域の安全は地域で守る。
他の地域も、EUを手本にして、そういう動きとなるでしょう。